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設立趣意書
平和と人権尊重の世紀となることを期待した21世紀が、テロと戦争ではじまったことで、改めて次世代を育む市民としての責務が問われました。
今日本社会は、終戦直後に次ぐ大きな転換期を迎え、さらに、国際化と情報化の波は日本的な個人の価値観も大きく揺がしています。この不確実な時代にあって、少子化傾向は続き、子育て世代の多くは、とまどいや不安を感じながら子育てをしています。
これに対し、国は、次世代育成支援推進法を成立させ、地域の実情にあわせた各自治体単位での施策をすすめるように指導しています。
以上のような状況を踏まえ、全国平均に比べ出生率が高く、子育てグループや子育て支援活動の盛んな日進市において、市民が行いうる、かつ、求められている「子どもたちや子育て世代への支援」について検討しました。
その第一は、子育てグループや子育てに関わる民間団体や行政とのネットワークを構築し、情報やサービスの連携を図り、ニーズに対し子育て支援のコーディネートを行うこと。
第二として、子育て世代や子どもたちが、自らの道をみいだし自立して歩き出すまでの期間を継続的に見守りながら、必要なとき、最も適した支援のできる地域の「世話好きなおじさん・おばさん」の存在を確立すること。
第三として、子育て世代や子どもの実情を把握し、ニーズに応じた施策が実現されるよう政策提言を行う一方、行政との協働の体制をとり、この地域の実情にあわせた一貫した子育て・子育ち支援のシステムをまちづくりの中に形成していくこと。
そこで、私たちは、男女にかかわらず、一人ひとりの個性が尊重され、それぞれの力の発揮できる社会を目指し、子どもたちも親たちも、自立して生き生きと生活できるまちを作っていくために、これまで蓄積した情報や体験を基に、上記3つの支援を行う「ファミリーステーションRin」を設立することをここに提案します。
今回設立発起人となった会員は、それぞれ、託児ボランティアとして、ファミリーサポートセンター職員として、子育てネットワーカーとして、児童委員として、小児科医として、大学教授として、子どもの一時預かり、親子教室の開催、子育て相談、虐待防止のための電話相談、地域子育て情報誌の作成などの多彩な子育て支援を数年以上行ってきました。
昨年度実施した子育てサロンの共同開催を通して、各自が行ってきた子育て支援の経験を交流しあい、活動の連携をとりながら、幅広い子育て支援のニーズに対応できるようにしたいとの気持ちを強くしました。そこで、新しく成立した次世代育成支援推進法の下で、これまでの経験を生かし、地域に根ざした市民ならではの事業を行い,子育て世代が豊かな親子関係を築いていけるようなまちにしていきたいとの思いから設立を発起いたしました。
2003年12月6日
NPO法人ファミリーステーションRin
設立代表者 牛 田 由 美 子
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